エクステリアは少し前までは外構工事と言われていました。お隣や道路との境界にブロックやフェンスを設け、囲うだけの工事として「外」を「構える」と書いて「外構」と呼んでいたのです。
デザインというよりは防犯や目隠しといった機能性とコストを重視したものがほとんどでした。
今では、どんぶり勘定で工事をするような業者さんは仕事が激減しています。その理由はお客様のデザインや商品に対するこだわりが強くなってきているからです。単なる境界線上の工事から敷地全体を意識した空間設計が重視される時代となっています。
従来の外構工事とは違う意味を込めて最近では「エクステリア」と呼ぶようになってきています。外構も「隠す時代」から「魅せる時代」へと変化してきたのです。
費用の問題は、敷地の広さ・高低差・塀の距離など条件により異なりますが、一般的には 建物費用の一割が理想だと言われます。かといってあまり予算にとらわれず、全体の予算の 中で、こだわりたい所・充実したいところなどがあればお伝え下さい。
イメージが浮かばない。どうしたらいいのかわからない場合は、ご家族構成・ご予算・ライフスタイル や取り入れて欲しい要素だけでもお伝え下さい。プランナーよりご提案いたします。
たくさんの情報を集めましょう。インターネットや雑誌などでお気に入りの施工例を探し、イメージを固めておくと、実際にプランニングを依頼するときに伝わりやすくなります。お気に入りの写真やイラストを見せていただいてもかまいません。
外構工事は、プランニングから工事完工後も続く長いお付き合いになります。プランナーとの信頼関係がとても大切です。不安な点・ご不満等ありましたらその都度プランナーに伝え、早めに解消しましょう。
予算の関係で工事を何回かに分けて行う場合があります。後々撤去しなくてはいけなくなったり、無駄になることの無い様、将来的にはこうしたいという理想があれば伝えておいた方が良いと思います。
エクステリア・ガーデンは完工後日々変化します。樹木や草花が成長しイメージに近付いていきます。それに伴い風雨にさらされ直射日光を浴びる外廻りはどうしても汚れてきます。美しさを保つためにも建物同様メンテナンスは必要です。