南巨摩郡身延町【鍵屋 鍵交換 鍵修理 鍵開け 鍵紛失】カギのトラブル救急車

南巨摩郡身延町の施設情報

山梨県南巨摩郡身延町の出身者に望月小太郎がいます。当時は甲斐国巨摩郡身延村で、父善右衛門の三男として生まれました。1888年（明治21年）に慶応義塾に入り政治学を学び、法律科卒業後は元老院議官中井弘と山県有朋に後押しされ、ロンドン大学への留学とミドル・テンプル法学院で法廷弁護士資格の取得を果たしています。1895年に帰国してからは、非公式で山県有朋特使らに随行しロシア皇帝戴冠式に出席したり、伊藤博文にも随行し英国ヴィクトリア女王即位60周年式典に参列しています。後に大隈重信の進歩党へ入党し、1898年第6回衆議院議員総選挙で出馬するも落選、慶應義塾の先輩尾崎行雄の勧めで立憲政友会へ転身し、1902年第7回衆議院議員総選挙で初当選し衆議院議員になります。1912年（大正元年）の富士川水力発電事業では、反対運動の抵抗にも負けず、事業実現に尽力しました。1920年衆議院議員総選挙では、山梨同志会派河西豊太郎らと共に現在行われている普通選挙の実現を唱え始めました。1923年には望月小太郎の支持者らが中心となり峡南立憲青年党を結成し、小太郎自身は井上馨の晩年の私設秘書も務め、1914年の第二次大隈重信内閣の樹立に奔走しています。1927年（昭和2年）には政友会若尾璋八らの補欠選挙で郡内地方の遊説中に倒れ、療養中に井戸水から腸チフスに感染して5月に死去します。普通選挙法は1925年（大正14年）に制定されましたが、それまでに多大に尽力したのが望月小太郎です。
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