京都市西京区【着物買取】着物高価買取専門店 福ちゃん

着なくなった着物を処分しようと検討している方もいらっしゃると思います。もしもその着物が紬の場合、ほかの着物より高く買取してもらえるかもしれません。その理由を説明していきます。

これから着物を売ろうとしている方は、「紬(つむぎ)」の着物がないか確認してみましょう。紬とは、着物愛好家であれば、知らない人はいないといわれるほど古い歴史を持つ織物です。特に、伝統工芸品の紬には価値が高いため、高額で取引されています。そのため現在では紬の着物は高く買取が行われているのです。

そもそも紬とは、蚕(かいこ)の繭(まゆ)から職人の手作業で糸を紡いで丈夫な糸に仕上げた後、染めて織りあげていく着物のことです。そのため、一枚の紬を織るだけでも数ヶ月を要します。これが、紬の着物は高額買取される理由の一つです。また、紬の着物は、他の着物と比べて非常に丈夫なため、中古品であっても傷みを感じさせないものも多いのも特徴です。そして、紬の着物が高額で取引される最大の理由は、歴史的価値の高さとなっています。紬には代表的なものでも20種類以上あり、日本全国に点在している状況ですが、中には非常に高い値段で取引されているものがあります。

まず、「世界三大織物」の一つである鹿児島奄美大島の「大島紬」です。大島紬は1300年以上の歴史を持つ重要文化資産であり、泥染めによる落ち着いた渋めの色合いが、着物愛好家の中で非常に人気があります。そして、茨城県、栃木県の結城紬(ゆうきつむぎ)も、外せません。クオリティの高い織りの技法で作られた結城紬は、2010年にユネスコ無形文化遺産に登録されたほどです。着るごとに柔らかく体に馴染む、濃い藍色の生地が特徴となっています。また、新潟県南魚沼市の塩沢紬（しおざわつむぎ）もユネスコ無形文化財に認定された逸品で、絣模様と呼ばれる柄を持つ大変人気のある紬です。生産された数も非常に少ないため、希少価値の高い紬とされています。

このように非常に価値の高い紬ですが、その本当の価値を一般の方が判断するのは困難でしょう。着物は、その種類や価値を見極めることが非常に難しいため、着物に対する深い知識が必要になります。また、ご家庭での保管状況によっても査定価格は大きく変わるため、確かな目利きができるプロにお願いするのが得策です。そのため買取が行われるケースとしては、じっくりと業者の選定をすることが多いです。

着物高価買取専門店福ちゃんでは熟練の着物鑑定士が多数在籍しておりますので、お客様がお持ちの紬の価値を適正に判断いたします。「どのくらいの買取価格になるのか知りたい！」という人でも、福ちゃんの無料査定にお気軽にお問い合わせください。もしかしたら、タンスで眠っている着物が、高額で買取される可能性もありますよ。