院長挨拶 

つくばエクスプレス開通と時期を同じくして、おおたかの森病院は開院しました。
この地域と共に育ち、地域にお住いの皆さまの健康を守るために、努めて参りました。
これまで、柏・流山地区を中心に、救命救急や手術・カテーテルといった
急性期医療を行うことで、地域医療に貢献してきました。
毎年、3000件を超える救急搬送に対応し、最近は他県・他市からの搬送要請にも
対応しています。
また、急性心筋梗塞に対して迅速な心臓カテーテル治療を、消化管穿孔や
消化管出血に対して緊急手術・緊急内視鏡等を行って、数多くの命を救うことが
できたことが、私どもの誇りです。

医療の細分化が進み、より専門的で高度な医療が求められる中、地域の急性期医療を
リードし、いつでも安心してかかることのできる病院、地域のみなさまに頼られる病院を
目指して、これからも、邁進していく所存です。
今後もこの地域にお住まいの皆さまの健康を守るため、日々精進してまいりますので
何卒よろしくお願い致します。

地域医療の充実のために

東大病院やがんセンター中央病院での勤務を通して、地域医療の問題点を
痛切に感じ、本来、救われるべき命が、救われていない現状を何とかしなければと、
このおおたかの森病院は強い思いで生まれました。
本来、あるべき医療、教科書に出ているような治療、それは当たり前のように
思われていますが、実際はその当たり前と思われている医療を行うことが
大変なのです。
それが行われていない医療機関が多いのも残念なことに現実です。
この地域の皆様が安心してかかれる病院を、また、当院にかかられた患者様や
そのご家族が、ここがあって良かったと思われる病院を目指して医師・看護師を
はじめ職員一同努めて参ります。

地域住民の健康づくりをサポート

地域に住んでいる方の健康づくりの一助になればと、当院では、
公開医療講座を1月と8月、12月を除く毎月1回、開催しています。
病気にならないための予防法や、もし病気になってしまったら、
早く見つけて、早めに治療をするための検査法や治療法を
紹介しています。
この公開講座には、毎月50人以上の方が参加されていますが、
参加はできないが講座内容を知りたいという方のために、院内の
掲示新聞およびホームページで、講座内容をまとめた報告を
載せています。