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小児歯科(1)虫歯の特徴
特徴1 【虫歯は自然には治りません。】
虫歯は、かぜなどの病気と違い自然には治りません。
治癒したとしても治療の跡は残ってしまうのです。
特徴2 【痛くならないうちに見つけましょう。】
虫歯は気づかないうちに、進行していきます。
歯が痛くなってからの治療は、時間がかかったり
場合によっては、歯を抜かなければならないこともあります。
特徴3 【口の中の状態で、詰め物がとれる場合があります。】
口の中の状態は、
・いつも湿潤しています。
・上下 ・左右に交合圧がかかります。
・温度差のある食べ物や飲み物を常に取っています。
これらの原因で歯のつめものがとれる場合があります。
特徴4 【虫歯は見かけより、ずっと大きいことがあります。】
虫歯は、上から見ると小さくても、表面のエナメル質の下の象牙質では広がっています。
エナメル質は、人間の体の中で、最も硬い組織なのに比べて象牙質は、やわらかく、侵食を受けやすいからです。
小児歯科(2)虫歯への対策1
1. 【カウスの3つの輪】
A 歯垢(細菌)
歯のヨゴレです。染色剤を使用してカンタンに、見つけることができます。歯垢(デンタル・プラーク)は、ブラッシングやフロッシングして、取り除くことで防げます。
B 食べ物(糖分)
糖分の少ないお菓子や飲み物を、おやつにすることにより防げます。
C 歯質
フッ素を歯の表面に塗ったり、シーラント(ピンクや白のプラスチック)を歯の溝に流すことによりムシ歯を防ぎます。
2. 【小児のブラッシング】
小児の歯磨きの方法として、スクラビング法をお薦めします。それは、毛先でヨコに磨く方法です。
年齢に応じて0~8歳までは、寝かせ磨きをしてあげます。8歳~12歳までは、お母さんが仕上げ磨きをしてあげます。8歳からは、徐々に自分で磨けるようにします。
歯を磨く時間は、お子さんの寝る前にシッカリと磨いてください。昼間は自分で磨かせ、うがいもシッカリさせてください。歯ブラシでの歯みがきが終わった後に歯のすき間のヨゴレをデンタル・フロスで取るようにしてください。
デンタル・フロスは歯ブラシグリップの端の穴に通して結んでおくと、なくなりません。
小児歯科(3)ムシ歯への対応策2
3. 【間食(おやつ)】
子どもの身長・体重は目を見張るばかりに増加し急成長しています。しかし、子どものおなかはまだ小さいので、一度にたくさんは食べられません。ですから、大人と同じ3度の食事だけでは、すぐにおなかが減ってしまうのです。そこでおやつ(間食≠甘食)が必要となるわけです。
最も理想的なおやつは、サンドイッチ・お好み焼き・ホットケーキ・カボチャ・ふかしイモなど、あまり砂糖を使っていない手作りのものが望まれます。例として、パンケーキ・くだものなどを、水かお茶などの飲み物と一緒に食べるのが理想的です。
また、市販のせんべい・ウェハース・かりんとう・クラッカー・チーズなども良いでしょう。
できるだけ食べさせて欲しくないお菓子としては、ガム・チョコレート・キャンディー・ヌガーなどです。
おやつとの付き合い方
甘い物を覚えてしまったお子さんには、カップリング・シュガー(ムシ歯になりにくい合成甘味料)などで作ったガム・あめ・キャンディーなどでまず代用させ、徐々に正しいおやつに変えていきましょう。
※食べ終わるとまた欲しくなって続けて食べたくなるようなものや何か他のことをしながら食べるのは、できるだけ避けましょう。
おやつは朝・昼・晩の食事の間にあげましょう。例えば幼児期は、午前10時と午後3時の2回に分けて。もう少し大きいお子さんは午後3時だけというように時間を決めてください。
おやつは、食卓の上で食べさせるような内容のものにし、また楽しくなるように、お母さんの工夫でランチョンマットを作ったり、いっしょにおやつを作ったりして、スキンシップに努めてください。
4. 【歯質】
歯の質には強い人や弱い人がいます。フッ素やシーラントを使うことで、ムシ歯になりにくい強い歯に改善することができます。
A.定期検診時に、当院にてフッ素を塗布する事で歯を強くします。
B.毎日1回、フッ素入りのハミガキ粉で磨いて歯を強くします。
C.毎日1回、フッ素入りの洗口剤でウガイをして歯を強くします。
小児科(4)診療システム
お子さんの実際の治療にあたって お母さんへのお願いがあります。
・診療時間は、予約制になっていますが、前の患者さんの都合で多少時間がずれたりすることがあります。あらかじめご了承ください。(お待ちの方は、遠慮なさらずに受付にお申し付けください。)
・就学前のお子さんは、できるだけ午前中にご予約ください。
・「デパートへ行きましょう」、「何もしない」、「ちょっと見るだけ」、「薬を付けるだけ」などと言ってウソをついたり、だましたりして連れて来ないでください。
・来院される際に「何か買ってあげるからね」などと言って連れて来ないでください。何かを買ってもらえるから歯を治すのではなく、自分の歯や体が良くなる事が、何よりのごほうびであることを、お母さんからお子さんに、お話ください。
・「悪い事をすると歯医者に連れて行くヨ」、「言うことを聞かないと注射をしてもらいますヨ」、「歯医者は痛くてイヤネ」などの言い方はしないように、日常会話に注意してください。
治療前・治療後のお願い
・乳幼児は、泣いたりちょっとした刺激でよく吐きますので、必ず治療前の飲食は注意してください。
・トイレ・鼻の掃除・ハミガキを済ませてから治療を受けるようにしてください。
・治療中、原則として保護者の方に付き添いをお願いしています。(当院がどのような治療をしているか見ていただくためです。)場合によっては、待合室でお待ちいただくこともあります。
・泣きながらでも治療ができたら、「キレイな歯になったわネ」、「よくガンバッたネ」、「おりこうさんにできたネ」などと言って必ず、誉めるようにしてください。そうすれば、次回からの治療の大きな励みになるからです。
・「麻酔の注意事項」、「抜歯後の注意事項」など治療後の“注意事項”には細心のご配慮をお願いします。
【診療システム】
1. 受付
2. 初診
3. ブロック単位での治療
4. 予防処置
5. 治療完了
6. 定期健診
一般歯科(1)虫歯の治療
ケース1. 【歯の根の治療が必要ない場合】
歯の根までムシ歯が届いていない場合、ムシ歯になった部分を削って、金属、レジン・ポーセレンなどを使用して、詰め物や、歯の形をしたキャップを接着することで治療を行います。
ケース2. 【歯の根の治療が必要な場合】
歯の根までムシ歯が届いている場合は根の部分を清掃し細菌を無くし、おクスリを詰めます。(根管治療)
A.図のように根の部分は複雑です。
B.根の部分の中には、細菌がいてはいけません。しかし、唾液の中にはいろいろな細菌がいます。そこで、唾液が根管の中に入らないように、ゴム製のシートで歯を覆いながら治療します。
C.AとBの理由により、歯の根の治療は回数と時間がかかります。
一般歯科(2)歯周病の治療
【歯周病の治療は、ブラッシングが基本です。】
1.ブラッシングだけで治るもの。
2.ブラッシング後に歯石を取り、P.M.T.Cを行う事で治るもの。
3.ブラッシング後に歯石を取り、P.M.T.Cを行った歯肉の状態でその後の治療が決まるもの。
A.盲のう掻爬で治るもの。
B.手術を必要とするもの。
C.歯が保存状態不可能なもの。
歯周病の治療やブラッシング指導は、基本的に歯科衛生士が行います。
【大人のブラッシング】
大人のブラッシングの方法として、バス法があります。
バス法は、歯と歯肉の境目に45度の角度で歯ブラシの毛先をあてて、
小刻みに振動させて磨く方法で、歯周病の予防に効果があります。
また、歯間ブラシの使用も非常に有効です。
一般歯科 歯周病の新しい予防システム
【歯周病の新しい予防システム:PMTC】
毎日のブラッシングでは、歯のヨゴレは完全には落としきれません。そこで歯科医院で、機械を用いて歯と歯の間や歯肉の奥に付いたヨゴレを、集中的に清掃する必要性があります。これを正式にはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング(略してPMTC)といいます。そして、この方法には大きな3つの効果が期待できます。
1.ムシ歯の予防
ハブラシだけでは、行き届かないヨゴレまで完全に取り除くので、ムシ歯の発生を効果的に予防できます。
2.歯周病の予防
歯肉を引き締め、健康な歯グキを保ちます。歯周病や歯肉炎の原因となる、歯垢を完全に取り除くので、歯周病が発生しにくくなります。歯肉からの出血もなくなり、健康な歯グキを保てます。
3.デオドラント効果
自分の口臭が気になりだすと、他人との会話も消極的になりがちです。PMTCは口臭の原因のひとつである歯のヨゴレを取り除きますので、口臭の予防にも効果的です。
一般歯科(3)ほてつ(ほてつ)について
【かぶせたり、入れ歯にするのは、なぜでしょう。】
歯が抜けてしまうと・・・・・・・。
A.向かい合った歯が、伸びてきます。
B.歯と歯の間に隙間ができます。
C.歯が汚れやすくなり、ムシ歯になりやすくなります。
そして、もちろん見た目にも悪くなります。1本の歯が、欠けたり抜けたりしただけで、いろいろな問題が生じ、少しずつ全体におかしくなってしまいます。ですから、歯が欠けたり抜けたりしたときは、かぶせたり、補ったりする必要があります。(歯を補うことを「補綴」といいます。)
【補綴(かぶせ物、さし歯、入れ歯など)の種類】
一般歯科(4)診療システム
【診療システム】
1. 受付
2. 初診
3. ブロック単位での計画的治療
4. ブラッシング指導・歯石除去
5. 治療完了
6. P.M.T.C
7. 定期健診
矯正歯科(1)矯正治療
【矯正の治療】
歯並びが良くないと、歯の機能(食べ物を噛む、正しい発音をするなど)が低下したり、歯の清掃が充分にできなくなって、ムシ歯や、歯グキの病気にかかり易くなります。また、口もとの形や、顔つきにまで影響することがあり、人とのコミュニケーションを嫌がるような、閉鎖的な性格に変わることもあるようです。矯正治療とは、これらの問題を予防したり、治療する事により、心身の健康を増進させるための医学なのです。
【矯正治療を始めるにあたって】
治療を始める前に、患者の皆さんにいろいろな検査をして頂きます。また、ご家族の方も含めて別紙調査表で、いろいろとお尋ねします。もちろん、これらのことは部外秘とします。これらの結果に基づいて、矯正治療の診断、治療方針の決定、治療に要する時間・費用などについてご説明します。
【治療の方法】
矯正治療にはいろいろな方法があります。
・早く治療したほうが良い矯正。
・様子を見ながら治療していく矯正。
・ある年齢が来るまで待ったほうがよい矯正。
というように時期などに関してもいろいろあります。
矯正歯科(2)矯正治療の特徴
矯正歯科(3)診療システム
【診療システム】
1. 予約
2. 初診
3. 矯正資料取り
4. 計画の説明
5. 準備及び装置の型取り
6. 装置の装着
7. 歯の移動・アゴの成長の調整
8. 矯正の終了
9. 装置の除去と保定
10. 再資料取り
11. 保定・観察
12. 終了
審美歯科(1)ホワイトニング
歯を白くきれいにしたい患者さんに、ホワイトニングをご紹介しています。当院で製作した専用トレーに、ホワイトニング用のジェルを用いて使用します。1日2時間使用することにより、素晴らしい効果を得ることができます。個人差にもよりますが2週間で輝く白い歯になります。
ホワイトニング
【白い歯の先進国アメリカで最も信頼されている「NITEホワイト・エクセル」】
当院では、アメリカで最もポピュラーなホワイトニング材「NITEホワイト・エクセル」を採用しております。「白くきれいな歯」への意識が高いアメリカで、歯科医師はもちろん、患者さんからも圧倒的な支持を得ている製品です。
※図.1
【「NITEホワイト・エクセル」は低刺激、後戻りが少なく長く効果を持続。】
NITEホワイト・エクセル」の主成分は過酸化尿素です。過酸化尿素は、従来ホワイトニングに使われていた過酸化水素より刺激が少なく、より安全に使用できます。またこのシステムは「後戻り」が少なく長く効果を持続することができます。
【「NITEホワイト・エクセル」のホワイトニングメカニズム】
口腔内で化学分解された酸素基が歯の成分(エナメル質や象牙質)に浸透し、着色部分だけに作用するため、歯の構造を変えることなく、色をきれいにできると考えられています。
※図.2