イツクシマジンジャ
0829-44-2020
※画像をクリックすると拡大します。
独創的な造りで知られる厳島神社は多くの文化財を有するなど歴史的価値の高い名社です。さらに、社殿と自然が織り成す景色は竜宮城さながらの美しさと評判です。 厳島神社は「安芸の宮島」として『日本三景』の一つに数えられ、ユネスコの世界文化遺産にも「厳島神社」として登録されています。
内部には見事な龍や鳳凰が描かれている五重塔ですが、内部にあった本尊の釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩は、明治時代に厳島神社の西側にある大願寺へ移されました。 主な見どころは、重要文化財にも指定されている『大鳥居』、国宝や重要文化財に指定された本殿や回廊を含む『厳島神社の社殿』、重要文化財である『五重塔』などです。
宮島には多くのニホンジカが生息しており、街中に約200頭、原生林などにはその倍以上が生息していると見られ、全体では500頭を超えると見積もられています。 鹿と戯れることを一つの目的に宮島を訪れる人もいますが、宮島では奈良のように鹿に餌やりをするこは禁止されています。
ろかい舟で鳥居をくぐるのは宮島だけの特別な観光ポイントです。ゆったり進む舟上では漕ぎ手の一人が厳島神社と大鳥居の歴史、大鳥居の解説を行います。 ろかい舟は昔ながらの人力で進む舟です。舟の性質と安全のため、運行は「3月から11月頃まで」の「天候に恵まれた日中」の「満潮時前後」などの条件が全て揃った時のみの不定期で運行されます。
宮島には約1900本のサクラの木があり、4月上旬には島全体を桜色に染め上げます。この時期に見られる「桜越しの大鳥居」は春の宮島を代表する景色です。 美しく咲き乱れる桜と厳島神社の社殿が重なる景観は、他では味わうことができない風情が感じられます。宮島では四季折々の美しい景観を楽しむことができます。
宮島のシンボルでもある大鳥居は自然木で作られており、高さ約16m、主柱周り約10m、棟の長さ約24m、総重量は約60tと日本最大級の大きさです。 重要文化財にも指定されている大鳥居は、満潮時には海に浮かんでいるように見えますが、干潮時には歩いて近くまで行くことも可能です。