友禅作家である滝沢晃氏による「あきら友禅」は、一点ものを基本とした世界にひとつだけの友禅着物を楽しめるとして、大変人気があります。
色違いの着物はございますが、それを除けばすべてが一点ものとなっておりますので、他の人とかぶらない着物がいいという方などにおすすめです。
あきら友禅は大胆な配色やデザインのものも多いですので、そういった少々個性的な着物がお好きな方にも、きっと気に入っていただけるのではないでしょうか。
あきら友禅のこだわりと言えば、やはり「一点もの」(色違いあり)という部分でしょう。
友禅作家が一点一点つくりあげた着物というだけでもすばらしい価値はありますが、それに一点ものという付加価値が加われば、大切にせずにはいられません。
そしてあきら友禅の着物に使われる絹は日本産で、あきら友禅の場合はその日本産の絹を贅沢にも100%使っているのです。
日本の絹の生産量は絹全体のおよそ1~2%にとどまっていますので、その点からも日本産の絹がどれだけ貴重なのかがおわかりいただけるかと思います。
あきら友禅を初めて目にした方はきっと「なんだこの着物は」という風に驚かれるかと思います。滝沢晃氏は様々な表情の着物をつくっていますが、中にはアッと驚くほど斬新なデザインや配色の着物もあります。
そんな着物はまるで新進気鋭のアーティストがつくった着物の様にさえ思えますし、またとびきり可愛い着物もあればクールな着物もあるという様に、実に様々な表情を見せてくれるのです。
だからこそあきら友禅の作品はいつ見ても飽きることがありません。
そしてあきら友禅のこだわりは、その美しい色使いや大胆な配色からも見て取ることができます。