たばこ小売販売業許可証

かつてたばこ販売は、主に高齢の主人が生業で細々と営む専売店(街角のたばこ屋さん)で対面販売される場合が多かったが、コンビニエンスストアの台頭などから閉店する店が相次ぎ、1980年代以降はコンビニエンスストアや酒屋などの店頭、駅構内にある兼業店が設置する自動販売機で販売されることが多いです。
なので今も販売を続けられるのは偏に皆様方のおかげです。

たばこ自動販売機の歴史

日本では1888年に俵谷高七の発明によるタバコ自動販売機が最初で、この機械は10年間の期限付きで特許されて当時、東京で開催された内国勧業博覧会に出品され好評を博した。

たばこの分類

一言でたばこと云いても日本では一般的にシガレットを想像しがちです。
元々は農産物である葉たばこがあり、商業的に云えばそれを加工し製品化したものをたばこと呼ぶのが妥当だと思います。
現在の日本では消費量の99%がシガレットですので仕方ない事とは思いますが、たばこ事業法上の課税分類が紙巻(シガレット)・葉巻き・パイプ・かぎ用・かみ用・代用品となっています。

たばこはなぜ20本入りなのか

10本入りも存在するが大抵は20本セットで売っている事が多く、タバコを吸いたいと思うのは言わずもがな『ニコチン依存』で体内のニコチンが減ってくるとタバコを吸いたい衝動が襲ってくる。
ちょうどその周期が約1時間となっており、1日は24時間だが寝る時間を差引いて『20本が丁度良い』と言う事になる。
実際タバコを吸う人に1日何本吸うのか聞いてみると異口同音20本前後と言う数字が出て来る。
いわゆる『1日1箱』が基本なのだ。