DCC動物病院 カインズ茂原

動物に負担をかけない治療をモットーに、幅広く一次診療を行っています

できるだけ薬の処方や手術を控えることを基本方針にしています 当院では、薬の処方を必要最低限に抑えています。特にネコちゃんは、フードに混ぜても吐いてしまうなど、家で薬を与えるのが難しく、飼い主さまが大変な思いをされる傾向にあります。もし薬を飲めたとしても2種類ほどが限度だと考えるため、なるべく1種類になるようにお渡ししています。その代わり1週間程度は効果が持続する抗生物質などを処方しています。あるいは3～4日間にわたって注射を打つことも。もちろん、心臓の病気などでは処方する薬の種類も増えますが、どのような治療法が適切なのか、動物にとっての負担はどうなのか、常に考えるようにしています。

ワンちゃんやネコちゃんに負担をかけないように配慮しています ワンちゃんやネコちゃんは人間の言葉が話せないため、まずは彼らの気持ちを理解するように努めています。その子の性格を飼い主さまに伺うこともありますが、たいていは診察台に乗せた時の雰囲気からわかり、すんなりと体を触らせてくれる子もいれば、威嚇してくる子もいます。過去に来院歴がある場合は、こうした反応もカルテに書いてありますので、そちらも参考にしています。また、ストレスを感じやすい子にとっては、入院すること自体が精神的に大きな負担となる可能性があります。飼い主さまに会えない寂しさや、慣れない環境で過ごす不安が、病気やけがの回復を妨げては本末転倒ですので、なるべく通院で点滴を受けられるようにしています。

インフォームド・コンセントを重視しています 治療方法、期待できる効果やリスク、費用などを明らかにして、場合によっては、飼い主さまが複数のプランから選択できるようにしています。症状や治療法をご説明する際は、ワンちゃんやネコちゃんの各器官が描かれた本を用い、視覚を通して分かりやすくお伝えしています。また、分院長が手描きの図で説明することも。検査結果が出ている場合は、数値が書かれた表も提示します。いずれにせよ、診療の際に、飼い主さまに伝わりにくい専門用語の使用は避けるようにして、わかりやすい説明を心がけています。

治療以外でも、少しでも飼い主さまの手助けになるように お口の中をケアして健康に保つことは、人間だけでなく、動物にとっても重要です。当院では、麻酔をかけたうえで、ワンちゃんの歯石を取り除いています。ほかにも、ご自宅での歯磨きに関して、飼い主さまにアドバイス。なるべくワンちゃんが幼いうちから顔や口に触れるようにして、ブラッシングに対する抵抗感を減らしておくことをおすすめしています。