クレア動物病院

自分の子だったらどうするか。飼い主さま目線での診療に取り組んでいます

問診などの「基本」は特に大切にしています 基本は確実に、応用は柔軟に。これは私が診療を行う上で大切にしていることです。基本が大切だということは誰もが当たり前に思われているかもしれませんが、そこを突き詰めると意外と重要な情報が見えてくることもあります。例えば、問診の際「最近たくさん水を飲むんです」といった飼い主さまからの一言の中に、病気のヒントが隠されていることも。「そうですか」で終わるのではなく、「おしっこの量はどうですか？」など、プラスアルファの情報まで引き出すことができるよう、看護師を含めたスタッフ全員で、病気に関する知識向上に励んでいます。
動物たちが安心して過ごせる病院を目指して 保定時にぎゅっと抱きしめた方が良い子もいれば、できるだけ抑えない方がむしろ動かない子もいる。診察台の上にのせた時の目線などをひとつひとつチェックし、しっかりとその子の特性を見極めてから診察にあたります。

動物ごとに待合室を分けているわけではありませんが、他の動物に怖がっている子がいるのであればご来院後そのまま静かな空間で待機できるようにしたり、ご自宅や車内でお待ちいただき、順番になり次第こちらからお呼び出しするなど、出来るだけ動物たちへの負担を減らせるよう努めています。

飼い主さまに十分ご納得いただけた上で、最適な治療ができるように 今後の治療についてお伝えする際は、画像などをお見せしながら分かりやすく論理的な説明ができるよう意識しているだけでなく、出来るだけ複数の選択肢を提示し、飼い主さまご自身がどうしたいかという想いに耳を傾けるようにしています。その治療を選択されたときのメリットだけでなくデメリットの部分まで、データを用いてしっかりとご説明させていただきますので、疑問点などあれば何でもご質問ください。
呼吸器系疾患の特徴に関して 一般診療に加えて、当院では呼吸器系の治療にも力を入れています。病気の種類にもよりますが、呼吸器系の疾患で見逃してはいけないサインの代表としてはいびき、咳、呼吸音の異常などが挙げられます。ワンちゃんであればリードを引っ張ったときに咳が出るなども、普段の生活のなかで気付けるサインのひとつ。呼吸器系の疾患は、何年か経ってからある日突然症状が現れることも少なくありません。神経質になり過ぎてしまうのも決して良いことではありませんが、飼い主さまに安心していただくためにも、症状が見られた際は早めに病院に連れて行くようにしましょう。